以前から少しズキズキすると言う自覚はあったものの、いつもの癖で「もう少し様子を見よう」とのんびり構えてしまったことから虫歯が悪化。激痛が走り、歯医者に駆け込んだ時は、虫歯が神経まで達していて抜歯以外に方法がないと言われました。そこで抜歯をしてもらいましたが、その後も数日は痛みが残りました。
かかりつけの歯医者さんからは欠損歯の部分にインプラントを勧められたのですが、自費治療ですし、ものすごく高額なので無理だとお返事。審美性ではインプラントが一番いいと理解できますが今の私には簡単に決断できません。
他に何か良い方法はないかセカンドオピニオンを受けた歯医者さんは、ブリッジとインプラントが得意とのことでしたが、ブリッジも自費治療です。欠損歯の治療には自費治療しかないのだろうかと悩む中、最後に相談したのが戸塚の歯医者さん。
私の素朴な疑問に予想外の提案をくれたのです。それは、「何もせずにしばらく様子をみてはどうか」ということ。
欠損歯が目立つ位置ではないため、かみ合わせや会話などに問題がなければ今すぐどうにかする必要はないそうで、保険治療で作れる部分入れ歯も一つのアイデアとして試すのもありだと。
お金をかけずにできる提案を頂けたことが意外でしたし、なるほどと思えました。先生のご提案通り、しばらく様子を見てまたご相談するつもりです。

患者さんによってお悩みはそれぞれです。治療をしたいけれど「外科手術は怖い」「高額な治療費は難しい」「歯を削りたくない」こういった不安をお持ちの患者さんに当院が無理やり治療を勧めることはありません。
患者さんが希望する通りに治せない歯や治療もありますが、経過観察をして様子を見るなど、落としどころを見つけて不都合が最小限になる方法を検討します。
医師がこうするべきだと押し付けるのは賛成できませんが、一方で、患者さんの口内の状態が悪化する場合はそれを見過ごせません。
ベテランドクターが診療を行い、患者さんのお話をゆっくり伺って最善策を提案致します。
治療方法は一つではありません。色々な提案が出来ますので、患者さんが選択頂けるよう、色々なケースについてメリットもデメリットもお話ししながら、健康な歯を削らずに出来る治療をお勧め致します。
通われている歯科の治療方針に不安がある方は当院にセカンドオピニオンに来てください。納得のいく治療を選ぶのは患者さんです。