治療を無理に勧めない歯医者さんは初めてでした|戸塚の歯医者

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治療を無理に勧めない歯医者さんは初めてでした

先月、外出先で転倒するアクシデントがあり、上の差し歯が取れました。物凄く痛くて転倒した翌日に歯医者に行くと歯根が割れていて割れた歯根はくっつかないとのこと。ショックでしたが他に手段がありませんので抜歯することに了解しました。
歯を見せて笑えば少し見えるという位置なので審美的な面からインプラントを提案頂いたものの、費用の高い治療なので他の歯科の見解も聞くことに。
その後、戸塚の実家に帰った時に母が勧めてくれた歯医者さんへセカンドオピニオンを試すと、欠損した歯の部分への治療方法について入れ歯・インプラント・ブリッジ・欠損放置の4つ選択肢を説明頂きました。
どの方法にもメリットとデメリットがあり、口の中の感覚、通院環境、経済状況などの要因から検討となりますが、必ずしもすぐに義歯を入れる必要はないとのこと。周囲の歯が動く可能性を別の歯医者に指摘されましたが、動かない人もいるそうで、「3か月ほど様子を見てはどうですか?」とまさかの「何もしない選択」を提案頂いたのです。
歯医者さんでは何らかの治療をしなくてはいけないと勝手に思っていましたが、無理に勧められない歯医者さんもいるのだと好感が持て、こちらの歯医者さんに今後相談することにしました。
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患者様にとっての最善策を提案する歯医者です

抜歯した後の治療については歯医者によって考え方が異なるものです。どれが正解、不正解というものはありませんので、患者様が信頼できる歯医者を選択するのがよいでしょう。
虫歯や歯周病などの感染症を放置すれば広がってしまうため早期治療をお勧めする強力な理由になりますが、「歯がない」という状態は即病的な状態ではありませんので、日常生活に不都合がなければすぐに義歯を入れなくてはいけないという理由に説得力はないと考えます。
何も治療しない「欠損放置」は長期間放置をした場合に周囲の歯並びが変わってしまうことがありますが、動かないケースがあるのも実例で予測できません。そのため、3か月ほど様子を見て、月に一回ほど動いているかどうかのチェックを行い、経過観察下で様子を見るいくことをお勧めしています。
3か月で歯のない生活に慣れる中、欠損部位に歯が必要なのか、不必要なのか判断するのによい期間ではないでしょうか。患者様に最善の治療方法をご提案させて頂きます。

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